数値に齟齬:フォームのフローに分岐や合流が存在する
GORILLA-EFOのレポート数値に齟齬が発生する可能性があるフォームについて
GORILLA-EFOでは、ある画面Aにアクセスしたユーザーが次の画面Bにアクセスしていない場合に、そのユーザーが「Aの画面で離脱」しているものと認識しています。
そのため、フォームの流れに分岐や合流が存在する場合には「離脱数」「離脱率」の数値に齟齬が発生する可能性があります。
過去事例
例えば、以下のような例が過去に該当しています。
ユーザーによってフォーム画面の遷移が逆になる

右図のように、一部ユーザーの遷移の順序が入れ替わった場合、3ページ目の「離脱数」「離脱率」の数値に齟齬が発生します。
②まで遷移して③の遷移をしなかったユーザーは3ページ目の離脱として計測されます)
ユーザーの選択によって完了画面が分岐

GORILLA-EFOでは単線のフローのフォームのみを想定しています。
右図の事例の場合は、画面D~完了画面Fを別フォームとしてEFO設定することで対応いたしました
あるフォームの完了ページが、別のフォームの開始ページとなっている
GORILLA-EFOでは、同じページに二種類のタグを貼り付けることができません
チェックポイント
- 画面遷移の流れがユーザーによって異なることがないかご確認ください
- フォーム内の入力内容等により、画面が分岐することがないかご確認ください
対処策
- フォーム画面の遷移が一方向になるよう、タグの貼りつけを工夫頂く
- 分岐や合流がレアケースの場合、「誤差の範囲」としてご理解頂く