EFO(エントリーフォーム最適化)とは?
EFO(Entry Form Optimisation)とは、エントリーフォーム最適化のことです。 何も施策をしていない入力フォームでは、せっかくサイトに訪れたユーザーもフォームの入力でストレスを感じ、およそ半数から80%が離脱してしまうといわれています。 EFOは、フォーム入力をユーザーがストレスを感じないように改善し、入力完了に繋げるための対策です。入力フォーム改善のためのツールを一般的にEFOツールと言います。
EFO(エントリーフォーム最適化)が必要とされる理由
EFOツールを導入することでフォームの入力完了率が上がると、CPAの大幅な改善も見込まれます。CPAとは、コンバージョンを1件獲得するのにかかった費用のことです。
たとえば、ECサイトで10万円の予算でユーザーを1,000人集客しているとします。
フォーム離脱率改善によるCPA改善
フォーム到達数 | フォーム離脱率 | コンバージョン数 | CPA |
---|---|---|---|
100人 | 80% | 20人 | 5,000円 |
100人 | 60% | 40人 | 2,500円 |
1000人のうち100人が入力フォームまでたどり着き、100人のうち80%が入力途中で離脱したとしましょう。フォームの入力を完了したのは、フォームへたどり着いた100人のユーザーのうち20人ということになります。
この場合、フォーム入力完了時のCPAは5,000円です。
このサイトのフォームにEFOツールを導入して、フォームへたどり着いた100人のうち離脱する割合を60%まで減らすことに成功したとすると、フォームの入力を完了したのは100人のうち40人ということになります。
この場合、フォーム入力完了時のCPAは2,500円です。
サイトへ訪れたすべてのユーザーがフォーム入力完了まで至るとは限りません。そのため、フォームへたどり着いたユーザーが途中であきらめることなく入力完了することが成果向上への近道といえます。ユーザーが入力を放棄する大きな原因であるストレスを減らすEFOは有効な手段です。
エントリーフォーム離脱の原因
ユーザーがフォームで離脱してしまう大きな原因がストレスであることは前述の通りです。入力に際してのストレスは大きく3つの要因が考えられます。
1.フォームまではたどり着いたが、フォームを見て面倒に感じる
- ■入力項目が多い
- 入力項目が多いとそれだけでユーザーに面倒だと感じさせ、離脱の大きな原因になってしまいます。
- ■最低限必要な項目がわからない
- 必須項目の指定がないと最低限何を入力すればいいのかわからず、全部入力すると考えると面倒で離脱してしまうことが考えられます。
2.入力途中で面倒になる
- ■フォームの段階が多い
- 住所と名前だけでいいと思って完了を押したら、その後にいくつもフォームがあって面倒になってやめてしまった、という経験はありませんか?ひとつずつの入力項目は少なくても、何度も段階を経て入力を促されるのは面倒だと感じるユーザーがほとんどです。
- ■全角半角の違いでエラーが出る
- 電話番号やメールアドレスが半角でなければエラーが出る場合もありますが、全角半角の区別に気づかず何度もエラーが出るとストレスに感じて離脱してしまいます。
3.最後まで入力したものの、エラーが何度も出る等で入力し直すのが面倒になる
- ■どの項目に対するエラーなのか分からない
- フォームをすべて入力し終わった後でエラーが出て送信できなかったり、そのエラーがどの項目に対するものなのか分からなかったりするのも大きな離脱の原因になります。
- ■戻ると入力した項目がリセットされる
- 別のページを訪れた後戻ってくると途中まで入力したのが全部消えている、修正しようと戻ると項目がリセットされているなど、すべての項目をもう一度入力し直さなければならないためユーザーにとって大きな負担です。
エントリーフォーム最適化の方法
1.フォームまではたどり着いたが、フォームを見て面倒に感じる
- ■入力項目をなるべく減らす
- ユーザーの入力する項目はなるべく少なくしましょう。自動入力できる項目は自動入力に切り替えるとさらに手間を減らせます。EFOツールを使えば住所や名前のフリガナなどの自動入力が可能です。
- ■必須項目は目印をつける
- 「最低限これだけ入力すればいい」というのが分かれば、項目の多さで離脱しているユーザーの一定数を入力完了まで導くことも可能です。※やアスタリスクを付けて分かりやすくしたり、テキストボックスに色を付けて入力すると色が消えるように設定したり、フォームに合わせて様々な対策が取れます。
2.入力途中で面倒になる
- ■フォームはなるべく1ページにまとめる
- いくつも段階があると面倒になって離脱してしまうユーザーもたくさんいます。入力してほしい項目はなるべく1ページにまとめましょう。どうしても段階が必要になってしまう場合は、いくつのステップを踏んで完了になるかを明示すると「全体像が見えない」というユーザーの負担を減らせます。
- ■全角半角の区別をなくす
- 電話番号やメールアドレス、郵便番号や番地などは半角英数で入力してほしいものです。しかし全角半角の区別に気づかないユーザーも一定数存在するため、何度もエラーが出ることでストレスになります。全角で入力しても自動的に半角になるような設定したり、全角のままでの送信も可能にするといった対策が効果的です。
3.最後まで入力したものの、エラーが何度も出る等で入力し直すのが面倒になる
- ■エラーは分かりやすく、なるべくリアルタイムで表示させる
- どの項目を修正すればエラーが消えるか分からないのは大きなストレスです。どの項目が間違っているのか、どう修正すればいいのかを簡潔に示すと良いでしょう。さらにEFOのツールを使えば、その項目を入力した時点で間違いがあれば知らせが表示されるので、最後まで入力してからエラーに気づくといった手間が軽減されます。
- ■入力項目はリセットしない
- 一度別のページを訪れたあとフォームに戻ってくる、送信内容確認の画面まで行ってから修正したくてフォームに戻る等の動きがあった場合、すべての項目がリセットされていると再入力は手間でかつ心理的に大きな負担です。フォームへ戻ってもリセットされないように設定するのが望ましいですが、それができない場合は確認画面でその旨を記載して修正ボタンを付けることで対策するのが良いでしょう。
GOLLIRA EFOの特徴
当社では約11年間にわたるWebマーケティングの研究からエントリフォーム最適化ツール「GORILLA EFO」を開発・提供しております。GORILLA EFOとは入力フォームの完了率を向上させるための入力支援ツールです。1タグを設置することで今、お使いのフォームに入力支援機能を簡単に実装することができます。
- ■業界最高水準の20種類の入力サポートを搭載
- 搭載している入力支援機能は20種類と多く、様々なフォームに適用できるようにしております。入力欄に応じて、全角、半角を自動的に切り替える機能などユーザーにとって便利な機能が豊富にあります。
- ■圧倒的低価格 月々9,800円
- 当社はWebコンサルティングをメイン事業としているため、あくまでメイン事業をサポートするツールとして導入しやすい価格で提供しております。
- ■スマートフォン対応
- モバイルシフトの影響でスマートフォンからフォームに入力するケースが増えております。GORILLA EFOでは離脱率の高いスマートフォンに対応した機能も17種類と用意しております。
GORILLA EFOの詳細については下のボタンから確認いただけます。
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