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スマホ EFOの重要性とやり方を徹底解説!

入力フォームデザイン

PCページのフォームデザインをそのまま流用してスマホページの入力フォームを作っていたりしませんか?一般的に、スマートフォンはパソコンよりも入力フォームの完了率が低い傾向にあります。
この記事では、スマホの入力フォームの離脱率が高い理由から、すぐにできるスマホページのEFO(エントリーフォーム最適化)を紹介致します。

スマホのフォーム入力完了率が低い理由

そもそもスマホの入力完了率が低いのはなぜでしょうか?結論から言えば、スマホの流入が増えているにも関わらず、PC主体でデザインをしている場合が多いためです。
それでは、スマホのデザインから進めるだけで入力完了率は上がるのかというとそうとも言い切れません。スマホのフォームをデザインする際には、次に説明するようなことを参考にしてみてください。

スマホの入力は時間がかかる

PCに比べてテキスト入力に時間のかかるスマートフォンは、当然入力フォームの入力にも時間がかかります。 一定時間以上の時間がかかればセッションが切れてしまい、初めからやり直しになります。そうなった場合にユーザーは大きなストレスを感じ、離脱してしまいます。

通信環境が不安定

スマートフォンの通信環境は有線ではないため、場所や時間に左右されます。 通信環境の整った場所なら問題ありませんが、移動中や地下などの通信環境の整っていない場所でフォーム入力をした場合、セッション切れや通信エラーなどが起こり離脱に繋がります。

スマホの入力フォームは歴史が浅い

スマートフォンページの入力フォームデザインの対策を本気でやっているところはあまりありません。大きな原因は、基本的にPC用のデザインを流用して作成するためです。 また、制作者が入力フォーム制作後に実機で確認していないこともあり、ページをリリースしてから使いづらかったというのもよくある話です。

デバイスによって変わるUI

スマートフォンの特徴の1つとしてデバイスによってUIデザインが変わることが挙げられます。 スマホページの入力フォームをデザインする際には、必ず主要デバイスの実機で確認する必要があります。 また、画面サイズも幅広く、中には小さいサイズ使うユーザーもいるので、 主要な小さめの機種でも確認することが望ましいです。

スマホ EFOのコツ

入力フォームデザイン

スマホのEFOは、とにかく以下の2つのことを考えて行う必要があります。

  • 1.一目でわかるように見やすくする
  • 2.時間をかけずに入力できるようなUIにする
 

この2つのポイントを念頭に、以下の部分を修正していきましょう。

入力項目は少なくわかりやすく

スマートフォンは、PCに比べて文字数が多いと縦に長くなっていきます。 そのため、入力項目の名前と説明はできるだけ短いものにしましょう。 もちろん、項目は少なければ少ないだけ良いです。

入力項目の間はしっかりマージンを取る

入力項目と入力項目の間はしっかり間を取るようにします。これはタップした時に他の項目をタップしないようにするためです。 また、入力項目が小さすぎるとタップしづらいだけでなく、入力した後の文字も小さくなる為間違いに気づきづらくなるので大き目にしましょう。

入力項目はできるだけ選択方式で

テキストの入力に時間がかかるスマートフォンですが、逆にタップやスクロールアクションはPCよりも早くできる特徴があります。 この特徴を活かし、入力項目を選択方式にするだけでも入力完了率をアップすることができます。

入力形式はできるだけまとめる

かなと半角英数字のUIが大きく変わるスマートフォン。かなと半角英数字の入力項目が交互にあれば、それだけ手間がかかりミスも増えてしまいます。 そのため、かな入力はかな入力、半角英数字は半角英数字でできるだけまとめるだけでも入力しやすいフォームにすることができます。

スマホの入力完了率をさらにあげるには

入力フォームデザイン

ここまで見直しをしても、どうしてもPCよりもミスが増えてしまうのが、スマートフォンの入力フォームです。 導入にお金はかかりますが、EFOツールを導入することで入力完了率をさらに上げることができます。 EFOツールは入力フォームにアシスト機能ミス防止機能を付与することができるツールです。ツールでしかできないことも数多くあります。ここでは、一般的な機能を紹介します。※すべてのEFOツールに分析機能があるわけではありません。

■リアルタイムアラート
スマートフォンのフォームエラーで一番多いのが打ち間違いです。普通の入力フォームでは送信を押してからでないとエラーが出ませんが、EFOツールの『リアルタイムアラート』は、項目入力をし終わった瞬間にミスがあれば知らせてくれます。
■スマホキーボード変換
前述で説明した通りスマートフォンの文字変換は手間がかかります。自動で変更されることで入力の手間を省くことができます。
■住所自動入力
アドレスと並んで入力に時間がかかるのが、住所入力です。EFOツールの『住所自動入力』は、郵便番号を入力するだけで、住所の半分以上を自動で入力してくれます。ユーザーは番地以降を入力するだけになり、ストレスが減ります。
■離脱ブロック
スマートフォンは左右のスワイプだけでページが切り替ります。当然、フォーム入力中にページ遷移してしまえば、せっかく途中まで入力した項目もまた最初から入力し直しになってしまいます。「離脱ブロック」はこういった誤ったページ遷移をブロックしてくれる機能です。ページ遷移前にはポップアップで離脱するかどうか表示し、ユーザーが離脱の意思を示した場合のみページが遷移します。
■その他の機能
各社のEFOツールにもよりますが、この他にもスマホのフォーム入力を手助けする機能はたくさんあります。@以降を自動で入力してくれる「アドレスサジェスト機能」や入力項目の説明をポップアップで説明してくれる「入力形式事前指示」などがあります。

さいごに

いかがでしたか?スマホのEFO(エントリーフォーム最適化)がいかに重要かお分かりいただけたと思います。 ぜひ、この記事を参考にスマートフォンページの改善をしてみてください。