EFO(エントリフォーム最適化)ツール導入前に確認すべきポイント
EFO(エントリーフォーム最適化)はサイト改善の重要な施策の一つと言えます。EFOについては「EFO(エントリーフォーム最適化)とは?」も併せてご覧いただければと思います。
今回はEFOツールを導入を検討している方に導入前に確認すべきポイントをまとめました。まず、EFOツールにはサーバーインストール型とASP型(タグ挿入型)の2種類に大きく分かれます。
- ■サーバーインストール型
- サーバーにインストールするだけで機能を利用できます。
- ■ASP型
- フォームページにタグを埋め込むことによって機能が利用できます。
上記2種類のEFOツールを確認するポイントは大きく3つに分かれます。
- 1.導入の際に関わる社内外の人を確認
- 2.サイトの仕様・動作環境を確認
- 3.EFOツールの違いを確認
EFO(エントリフォーム最適化)を導入する際に関わる社内外の人を確認
EFOを導入する場合には、導入に関わる社内外の人を確認することが重要です。導入時にトラブルや想定外の費用が発生する場合がございます。
- ■制作会社
- ASP型の場合、フォームページにタグを設置する必要があります。制作会社に依頼する場合は制作会社がタグを設置できるか?と設置する場合に制作費等のコストが発生しないか?を確認しましょう。制作会社によってはタグの専門知識がない場合やページの修正費が発生することがございます。
- ■システム担当
- ECカート等のシステムとフォームが連携している場合がございます。その場合は社内もしくは社外のシステム担当者がEFO導入に関わる可能性がございます。ASPの場合はタグをフォームページに設置できる人が存在するか?を確認しましょう。サーバーインストール型の場合は、サーバーの動作環境を用意できる人が存在するか?を確認しましょう。
- ■マーケティング担当
- ASP型の場合、タグの設置が必要となりますが、タグマネージャーを利用している場合はタグマネージャー側で設置可能な担当者が存在するか?を確認しておきましょう。
EFO(エントリーフォーム最適化)を導入の前にサイトの仕様・動作環境を確認
EFOツールを導入はサーバーインストール型とASP型の2種類に分かれます。
- ■サーバーインストール型
- サーバーの動作環境を確認することが必須です。PHP等のプログラミング言語のバージョンやMYSQL等のデータベース言語の確認や、FTP、SSH などによるリモートでのアクセスが可能かどうか?などのEFOツールが動作するための環境が備わっているサーバーであることを確認しましょう。
- ■ASP型
- タグの設置が必要なため、フォームのページにタグを設置することが可能かどうか?の確認が必須です。 FLASHやJavascript・PHP等でページを表示している場合やECカートシステムなどの他のシステムがある場合にはタグの設置ができないことがございます。フォームの表示方法やシステム側でタグの設置が可能かどうかを確認しましょう。
EFO(エントリーフォーム最適化)ツールの違いを確認
EFOツールには機能や費用など様々に違いございます。導入する際は下記ポイントを検討することをおすすめします。
- ■サーバーインストール型とASP型
- サーバーインストール型はサーバーにインストール後は費用がかからないため、ランニングコストがかからないのメリットの一つです。一方でサーバーに設置するため、専門的にな知識が必要なため、導入する際のハードルが高いことがデメリットです。 ASP型はタグの設置のみのため、導入は比較的に容易にできますが、ランニングコストがかかります。
- ■費用
- サーバーインストール型の場合:初期費用が比較的に高いケースがございます。ASP型の場合:10,000-50,000円の程のランニングコストと初期費用がかかるケースがございます。
- ■機能
- EFOツールの機能にも違いあるため、ユーザーの入力手間を軽減できる機能が搭載されているかを確認しておきましょう。機能数の多さより、今のフォームに適用できる機能に何があるかが重要です。
- ■サポート
- EFOツールは導入後のPDCAをしっかりと回すことが重要です。設定には専門的な知識が必要な場合がありますので、サポート窓口が設けられているかを確認しましょう。